2月2日19時、その日はとても寒く、澄んだ空には、十三夜月がやさしく本当に美しく輝いていました。

病院の仕事が終わりに近づいたその時、別の病院より、私に電話が入りました。母からでした。母の不安定で力弱い一声に、覚悟を決めました。

 父が救急で病院に運ばれ、脳幹より出血をし、自力呼吸が停止し、心臓は動いているが、人工呼吸器を付けても意識はもう戻らないし、脳幹の手術も出来ない状態、血液をサラサラにする薬を常用していたので、手術をしても血液が止まらないだろう。という状況説明を聞かされました。

「もうダメなんだね・・・」と返事をし、父が居る病院へ向かいました。

病院に付くと、医師が手動のポンプで肺に空気を送りながら、状況を説明して下さいました、聞けば、5時半位から3時間も手動のポンプをして下さっているとの事、本当に有り難い事です。その後、家族だけでしばし話し合う時間を頂きました。

私の娘に電話をし、すぐに来る様に伝えると、私は、「父の魂から直接話を聞きたい」と母と兄に伝えおもむろに、父の魂とチャネリングしました。